緑化による法面工事

緑化による法面工事を導入するメリット

人々の暮らしをよくするために行われる開発行為が、人々の暮らしを便利にする反面、環境を破壊する行為にもなります。環境破壊を最小限にするために、私たち大人が「考え・行動すること」は未来を担う子供たちに暮らしやすい環境を提供するためにとても大切なことです。

自然に恵まれ、緑豊かな環境が、開発行為により法面がコンクリートで固められたり、切りっぱなしのまま放置されたり、景観を損ない、生態系にも悪い影響を与えています。また、緑化をした場合でも、用地の関係で法面を急斜面に切土しなければならない、あるいは、降雨・降雪・凍上凍結等自然条件により、植物の住処となる人工の植生基盤が浸食・滑落して緑化がうまくいっていない場所もあります。

このような問題を解決するため、川中島建設が取り入れているのが客土注入マット工「バイオ・オーガニック工法」です。

施工3ヶ月後

施工9ヵ月後

バイオ・オーガニック工法とは

バイオ・オーガニック工法は、袋状に縫製されたマットを、アンカーピンを使用してのり面の上に設置した後、その中に植物の種子及び有機肥料、土と堆肥を混合した特殊生育基盤材を水と混合し、客土注入機械にて袋状マットに圧送・注入する工法です。

当工法は袋状マット内に植生基盤があるため、浸食作用を受けない生育基盤層が造成され、法面の保護と緑化を実現できます。また、使用する種子や苗を「在来種」にした場合でも対応可能であり、外来生物法により「外来種」よる緑化が規制されている国立公園内、自然公園内等においても、自然に調和した法面を復元できます。

バイオ・オーガニック工法は平成8年には、国土交通省の新技術データベースであるNETISにV登録されています。国交省にすでにこの工法の歩掛があり、新工法支援施策に認定されています。そしてこの度、平成21年6月に発刊された道路土工-切土工・斜面安定工指針にも「植生基材注入工」として掲載されております。